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ゆうちゃんの正義を貫くサイト
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私はよく考え事をする。ぼーっとしているときは大抵何かを考えている。
よく考えるのが「歴史的真実」について。バーローが言うように真実はいつも一つで、正しい真実が存在するなら、この世界で正しい意味での「歴史的真実」を知るのは非常に難しい。場合によっては不可能になりうることだと思う。

例えばA国とB国が戦争したとしよう。それでA国が勝ったとする。B国が良い国でA国と国交正常化に外交で努力していたのに、A国が残虐極まりない国で、圧倒的な武力でB国民を虐殺し、征服した。その後、歴史書・文献・国財を燃やして証拠隠滅し、B国の歴史を「B国は残虐極まりない国で、私達は外交で国交回復に尽力したが、彼らは有無を言わさず武力で攻撃してきた。やむを得ず、応対し、B国を殲滅した。」と、書き換えた。そうなるとどうなるか。この時点で、B国の歴史の真実は失われたことになる。後世の人は「B国は何て残虐だ。滅ぼされて当然だ。」と思い、A国の思惑通り偽りの歴史が真実となる。

ということは、今では常識と思われている歴史的事実が、実は偽のものだという可能性が出てくる。実際の例で見てみよう。長い間、ユダヤ人は差別され、憎まれてきた。高利貸しなどの職業も理由としてあるが、キリスト教の経典の記述が理由ともされている。ユダヤ人がイエスが死刑になるのを望んだという一説があるのだ。キリスト教信者はその一説を見て、ユダヤ人を憎むということは容易に想像できる。しかし、その記述が間違いだったら?絶対的な経典が嘘のものだったとしたら?実際にこの話は学者の間では嘘のものとして検証されている。

となると、文献を読む際は、「これは偽の記述かもしれない」と疑ってかからなければならないということになる。やはりたくさんの文献を読んで多角的な視点から物事を見ることが必要だろう。

私の家にも某青いぬこ型ロボットがいればタイムマシーンで歴史的事実を確かめれるのにと妄想しつつ、この思考をやめることにしている。今日もこの辺で終えておこう。

感謝

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真か偽かという命題
知層が高くなる程より真に近づくことができるのだろうか?
だとしたらもっと勉強したい。
ゆうくん 2011/03/18(Fri)14:05:28 編集
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1988/10/07
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BARでお酒を飲むこと
自己紹介:
青春真っ盛りの大学生です。基本好奇心旺盛で興味を持ったことに挑戦しまくる。3年生の時に鬱病を患い留年決定。でも、4年生のときに人生を変える出会いがあり、今はむしろ幸せいっぱい。鬱病はどこかへ去っていきました。国際情勢と日本の近代外交史の研究に熱心に取り組み中。おまけに少林寺拳法もやっている関係で正義についてもよく考える。最近はマイケル=サンデルさんの本にはまってます。パートナーと日々政経や正義について熱い議論を交わしてます。とりあえず政経や正義に対して自分のスタンスを持ちたい。なので努力しつづけます。趣味はBARでお酒を飲むこと。洋酒・カクテル・日本酒大好きです。特別好きなのが「American Beauty」「〆張鶴」。ちなみにニコ厨。ちょっとオタク入ってます(笑)
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